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集団の心と仲良くする

昨日は午前中、久しぶりに会う仲間たちと会議室を借りてPCを持ち寄って、

ただ皆で一緒になって自分の作業をもくもくこなすという、「もくもく会」なるものに参加してきました。

もう15年以上1人で仕事をしている身としては、皆が集まってPC仕事をするという状況が会社のオフィスみたいで嬉しく嬉しくて仕方がなかったのでしょう、

結局、全くもくもくすることなく、ウロチョロしては人にちょっかいを出したり、何をしているのか聞き出しては喋り続けるという(笑)よくわからない時間になっていました。

でも、リフレッシュできたことは間違いないです。

人とつながるというのは僕にとって最大の喜びの1つですが、でもだからといって飲みに行って話すだけでは決して満足できなくて、

そこにいる人達とのある種の距離感だったり、前提となる敬意や承認や安心感だったり、つながりの角度だったり、目的を共有している度合いであったり、

個であることと所属していることとのバランスであったり、男性性と女性性のバランスであったり、

そういう様々な要素が絶妙に合わさったスイートスポットをずっと求めていて、

ある瞬間そこにパシッとはまると、場にみんなの愛が溢れ出して多幸感と言っても良いようなウキウキした感覚が生まれ、包まれます。

昨日は幸せなそれが起こっていました。

個の心を癒やしたり整えたりするのが仕事ではありますが、集団の心も同じくらい大切で、興味深いものですね。

僕らは、自分が所属している家族や会社や社会という集団の心に温かさが溢れていさえすれば、そしてそこから栄養をもらってさえいれば、

本当はそれほど何かを求めていなくても十分に幸せな生き物なんですね。

働き方改革で個人のプライベートな時間を確保することが大切なのではなく、昔はあったはずの集団の心が今はやせ細り、個人に栄養を与えられなくなっていることこそが本当の問題なのかもしれません。

とはいえ、この流れは逆回転させることはなかなか難しい。

でも、集団の心がもたらす幸福感というものを僕は忘れてはいないし、諦めようとは思わないんですね。

今後もその探求は続けて行きたいと思います。

みなさんも集団の心と仲良くしてくださいね。季節とも自然とも、ですよ。

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