家のテレビが長い間微妙に壊れていて、画面の色が薄いままで放置していました。
僕はほとんどテレビを見ないのであまり気にもならず、家族からは「早く買い換えようよ」と急かされつつも、
「う~ん。コロナの給付金が入ったらやなー」とか言って焦らして楽しんでいました。(今や「不足」は楽しむためにあります)
で、先日(コロナの給付金を待つこともなく(笑))買い換えたのですが、最近のテレビは進化していて良いですね。
5年ぶりの買い替えですが、5年分の進化をしっかりと見せていただきました。
買ったのはパナソニックの8万円くらいの機種で、決してハイエンドなものではないのだけど、それでも期待以上でした。
youtubeやAbemaTVやアマゾンプライム・ビデオがサクサクと表示されて、地上波の番組と並列に並んでいる感じです。
そして例えばyoutubeを見ていて途中で電源を消したら、次にテレビを点けた時にはそのyoutubeの続きから始まるんですね。
これには驚きました。
以前のテレビもyoutubeやアマゾンプライムは観れたのですが、まず立ち上げにもっさり、検索にもっさりで、とても観る気にはなれない代物でした。
で、youtubeを見たとしても一度テレビの電源を切ると、また点けた時には地上波のテレビに戻っていました。
それが今回のテレビは電源を点けたら、まるでyoutubeがテレビ番組であるかのように自然に続きが流れるんですね。
テレビはテレビのアイデンティティを捨てたんだなって、ちょっと感動しましたね。
それは僕らの知覚の窓が自由を獲得したということでもあります。
もう、強制的に民法的な世界観や感性に付き合わされることもなく、スイッチを入れるとすぐに自分の選んだ世界観の続きが再生されるんです。
今は様々なミュージシャンのハイクオリティなライブ映像が流れていて、ほんと豊かです。
あと個人的に気に入っているのは、youtubeで「4K」で検索したら出てくる景色の映像です。
こういうの。
※画像設定を4Kに変更しないと低解像度で再生されることが多いです。
4Kの画質で世界の景色を観ているとちゃんと「旅情」とか地球の神々しい感覚を得られるんですね。
確実に脳波が変わって、自然の中にいる時のモードになっています。
音楽も気持ちよくて良くてずっと観ていられます。
そしてその後に瞑想すると明らかに瞑想の質が変わっています。
これにはすごい可能性を感じますね。
海外のテレビ局が薪が燃える炎の様子を中継してただただ流し続けていたら、結局それが一番視聴率が高くて、今まで苦労してコンテンツを作った苦労はなんだったんだ…という冗談のような話がありましたが、
でも分かりますね。
4Kになってくると、ただの景色が十分にコンテンツとして成立してきます。
むしろ余計なナレーションとか作り込みとかを止めて欲しいとなる。
これがまたあと5年もすれば4KのVRとかも出てきて、そうなると振り向いても上を見上げても絶景が広がっていて、
僕らはその日1日の仕事のストレスを北欧の自然の中を旅することで癒やしたりするようになるんでしょうね。
今日はニュージーランドにするか、とか、今日はスコットランドで、とか、今日はマイアミビーチで、とか。
あー。楽しみだ楽しみだ。
テクノロジーが日夜に進化し続けていて、僕らの生活は勝手に豊かになっていく。
ほんともう、これには感謝しかないですね。
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