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被害者を超える

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今日のカウンセリングを通しての悟り。

「どんなに心の傷を癒しても、最終的にはその傷も自分の責任だという悟りにまで至らなければ、本当の癒しにはならない。

癒すということも、許すということでさえも、自分を被害者という位置に留めてしまう。

そして被害者でいるということは、厳密に言えば、それは癒されていない状態なのだ。」

厳しくて躊躇もするけど、これが真実です。

幼児期から虐待されて生きてきた人に、「それはあなたのせいですよ。」なんて、とても言えない。

でも、癒して癒して泣きじゃくって、開放した後には、

「なぜ自分はこの親の元に生まれることを選んできたのか?」というレベルから、人生の深い意図を洞察するような高みに登らないと、この傷は統合できない。

大きな傷を負って生きてきた人というのは、その高みから自己を省みるくらいの境地が備わっているのだと言うこともできる。

小我(エゴ)は、いろんなトラブルに反応して、自分は無力な被害者だと主張するけど、本当の自分である大我は、その時々の体験を祝福している。

実際、ある精神的指導者は、過酷な犯罪の被害者にこう言ったと言います。

「congratulation! やっと、エゴを超えられる時が来たね。」と。

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