人間の生産性とか文化の成熟度って、個人の才能や頑張りや意志力とかももちろん重要だけど、乱暴に言ってしまうと、『気温』ですよね。
先進国と言われている国のほとんどが同じような緯度上にあることからわかるように、先進国的な思考や価値観が形成されるために最適な気温というものがあるように思う。
それ以上に寒くなると、人間はどうやら部屋に引きこもって小難しいことを考えたり、ウォッカを飲みながら長い小説を書きたくなるらしい。(ほんまか!)
そして、それ以上暑くなると、サンバでも踊るか路上でぼけ〜っとするか、ホンダ・カブに二人乗りしてひたすら風を切っていたくなるもののようだ。(ほんまか!)
最近流行ってる『スタンフォードの自分を変える教室』という本。原題は『The Willpower Instinct』つまり、「意志力の本能」
これは確かに意志力を使いこなすためのアイデアに満ちた、素晴らしい本なのだけど。
でも、意志力で何かしよう!そのために自分の習慣を見なおそう!なんてモチベーション自体がそもそも、先進国的気温によって支えられてるのであって、
暑い国の人はまずそんなこと考えないし、こんな本読まないのだと思う。
うん。つまりは気温なんだよ。
そういう意味では、気温をコントロールするということは、生産性や文化や価値観をコントロールすることとイコールなのかもしれない。
ということで、
今さっきクーラーを付けたことのに対する、壮大な言い訳でした(笑)
文化人類学的な言い訳。(反論しちゃダメ!)
あぁ涼しい。さあ、良い仕事するぞ。
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