天才変態兄貴プリンスが亡くなったと知って、朝から切ない。
最近でも精力的に活動していて、アルバムもリリースしていたんですね。
iTunesで最新のアルバムを視聴してみたら相変わらず天才で変態で嬉しくなった。アイデアと才能に溢れている。
彼の音楽を聴いてるとほんと自由になるんですよね。自分の才能とかセクシャリティーとか変態性を一切抑制しなくていいんだって、励まされるんです。
密林のように濃密で雑多な才能が凝縮された楽曲も、死ぬまでに発表する楽曲は全てストックしていると豪語する彼の泉のように溢れる才能も大好きだった。
僕にとって彼は、同一化することで自分の内側を開かせようとした憧れのイコンの1人だった。
iTunesで高校生の頃に夢中になって聞いていたアルバムをすぐに発掘できて、即ダウンロードしてフルで聴ける現代のテクノロジーに感謝しつつ。
そのテクノロジーによって彼のすみかである日陰の猥褻さが減ってしまった今の時代の明るく豊かな倦怠を頭では理解しつつ、
そんな自分の耳も感性ももう、その彼の日陰を受け付けなくなっていることを思い知ります。
さよならプリンス。
僕の(そして多くの人の)一時代はあなたとともにありました。
どうか安らかに。
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