月別アーカイブ: 2013年12月

冒険の書

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ちゃんと読んで受け止めてくれるかどうかもわからない相手に向けて、まごころたっぷりのラブレターを書く。

書くだけではなく、実際に会って手渡す。

人生の冒険とは、比喩的に言うとそのようなもののようです。

ビジネスをするにも、人付き合いをするにも、恋愛をするにも、子育てをするにも、霊的な成長、つまり「道」するにも、結局はそのような心の姿勢を求められています。

相手の姿勢の如何に関わらず、自分の深いまごころに根ざしたラブレターを与えられるかどうか、それを問われています。

ラブレターを送れば成長の道が開かれ、人生は刺激的な冒険となります。

送らなければ、代わりに「退屈」が訪れるようです。

そしてもし、その成長への道を正しく進んでいれば、必ずと言って良いほど確実に訪れるのが「お試し(シャーマニック・テスト)」です。

これはみなさんが真剣に意識の成長の道を進もうとすればするほどに、必ずと言ってよいほど遭遇するものなので、覚えておいてください。

(この「お試し」が来たら、自分の道が間違っていないと安心しても良いくらいです)

お試しには様々な種類があり遭遇する出来事も多種多様ですが、その中の1つとして、とても日常的でほとんどの人が経験していながら、なかなかパスできない「お試し」があります。

それは比喩的に表現すると、

『あなたが身を焦がすほどのまごころを込めて書いたラブレターを、心ない人が笑う』

というようなものです。

誰かの心ない言動によってあなたの恐怖は煽り立てられて、「誠」が試されるのです。あなたの覚悟を問うために天が与えたテストなのです。

この「お試し」を前にして、人が選択する反応はおおよそ3つあります。

1つ目は、ふと我にかえって恥ずかしくなって、「いやオレもそんなつもりじゃなかったし…」「そこまで本気じゃなかったし…」と一緒に笑って軽い方へ、表面的な方へ浮上することで恐れを回避する道です。

その結果、痛みは無いけど冒険も無い、のっぺりとした表面的な世界を生きることとなります。

人生は退屈なものだと、そのような哲学を持ち、偽りの悟りを得ます。

2つ目の道は、「こんなにまごころを込めて書いたのにヒドイ!もう二度と誰にも与えない!」と人を恨み心を閉ざし、被害者として生きる道です。

「周りは心無い人ばかりだ!」と世の中に失望し、「もう誰も愛さない!」と世の中を恨み、恨むことで世界から切り離され、人からの愛も恩恵も受け取れなくなります。

以上2つは、「お試し」をパスできずに落第してしまったということです。

それでは、どうすればお試しはパスできるのでしょうか。

お試しをパスして新しいステージへと上がっていく非凡なる道。

それは

『笑われたら、もう一度自分の深いまごころの中心に降りて行き、より一層の誠実さを持って意図を整え、再度それを与える』道です。

ラブレターの中にあった思いあがりを反省し、自分の中にある恐れを受け入れ、まごころに純化して、相手の恐れからの行動も許し、その人の前でよりいっそう大胆に裸になるのです。

そうすると、相手は全く違った姿を、真実の姿を見せてくれます。

「あの時は笑ったけど実は私も…」と、相手もあなたの誠実さに触発され恐れを乗り越えてまごころの姿を見せてくれます。

「お試し」は合格したのです。

あなたは人の心に奥行きがあることを知り、その深さでつながることを知り、その関係性において物事が動くのを経験し、世界が以前より優しくなったように感じます。

どんなに勉強して知識を蓄えても、どんなに努力して技術を磨いても、この「お試し」をクリアしない限り、奥行きのない退屈な人生か、心無い人達に失望する人生か、いずれにせよ似たような景色を見続けることとなります。

第3の道こそが、霊的成長を選ぶ勇者の道であり、魂を磨くためにあると言われるこの人生を生きる意味です。

そして、この冒険はどこからでも始めることができます。

遠い外国の地や険しいジャングルに行かなくとも、あなたの今いる場所からでも、あなたの今している仕事からでも、目の前にいるその人との関係からでも冒険を始めることはできます。

その場に居ながらにして、あなたは景色を変えることができるのです。