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年齢を無効にする

先日、とあるセミナーに参加して、そこで仲良くなったおばさん(と言ったら怒られるか…、淑女?マダム?レディ?)と、夕食を共にしたのだけど、

その方の意識がとても自由で、放つエネルギーが気持ち良いんです。

 

年齢を聞くと60才。

還暦です。

 

でも落ち着くこともなく、余生に入っていくわけでもなく、

今でも創作系の講座に参加して講師の資格を取って教えようとしていて、

「そのためのツールが30万円もするよ~。困っちゃう。」とか、まるで学生みたいなマインドで明るく言うんです。

で、それ以外にも僕と同じような心理やスピリチュアリティについての学びも深めていて、人を救える技術を身に着けていたり、

還暦の今もまだまだ人生を攻め込んでいる。

 

これまでも、家でケーキ屋をやったり、オーラソーマをやったり、洋服の展示販売をしたり、宝石の展示販売をやったり、

全部自分でやってるんですね。

その時々に自分が興味があることをやって、興味が無くなったら次に行く。

そうやって雑多に生きてきた結果、今では何でも屋のようになり、

人生のその時々に出会う人に対して何かしらの手助けをして、価値を与え続けている。

 

そこにはビジネスというはっきりした形も無くて、生きながらにして価値を与え、時にはお金に変えたり、変えなかったり、だけど気にしないという感じで生きている。

お金が必要になったら、展示会をしてお金を生み出せば良い。

どの引き出しからでも自由に好きなように価値を生み出せる。

 

良いですね。

形がなくアイデンティティにもこだわらず、変幻自在。

 

かなり不便な地方にお住いなのですが、東京で息子がカメラマンをやっているので、洋服の展示販売や自分の学びのために頻繁に東京に来ては息子と食事を共にしたり泊めてもらったりするそうです。

まだまだ面白そうなこと学びたいことがいっぱいあるようで、「今度の講座高いのよ~。稼がないとね!」とか明るく言っている。

その好奇心と無方向に広がっていく感じが、20若いはずの僕よりもずっと若々しい。

面白いなと思う。

僕が知っている「還暦」のイメージとは随分違う。

 

で、そんな彼女が言うんです。

「こないだ温泉に行ったらおばあさんに話しかけられて、『私何歳に見える?』って言うのよ。

で、聞いたら『84歳よ』って。でも全然見えないの。

その人、水泳選手で今も現役で、トレーニングしていて地元の水泳大会の記録を保持してるんですって。

元気なのよー。」

 

いやほんと、年齢って何なのでしょう。

この年齢ではこうあるべきみたいな社会的な合意。

この年齢になったらもう新しいことにチャレンジしている場合ではないというような感覚。

それはもう僕らの意識を制限するメンタルブロックでしかないのですね。

 

そんなものはどんどん取っ払って、意識をどんどん自由にして、知識を増やし技術を磨き、

身体も生活も在り方もどんどん軽やかに自由になって行きたいですね。

 

現実の年齢は忘れましょう。

時間というのは相対的なもので、生き方と主観によって伸びたり縮んだりするものです。

興奮の中で過ごす1時間は一瞬。

であれば、一瞬しか時間を経験していない。

歳を取らないのです。

 

今の僕の年齢も、実感としては27歳くらいです。

社会人経験が身に付いて修行期間の第一段階が終わって、ようやく社会に対して本当の貢献ができるぞ!責任を大きく担うぞ!とわくわくしている段階です。

 

でも振り返ってみると20歳の頃には60歳みたいな心境で生きてたから(笑)歳を重ねるごとに心は若返って行ってるんですね。

家系から来る被害者意識や無意識のブロックを外していく度に、どんどん制限は無くなり心が自由になっていく。若返っていく。

そしてこれまで生きてきた経験や知識は豊かに積み上がり、好きなように扱えるようになっている。

その方もおっしゃっていました。

「この年齢になると大体のことが分かるから、めったなことでは失敗しないのよ。いいよ〜。何でもできるよ。」って。

なんとなくわかりますよね。40代になっただけで、随分と人を見る力、世の中のこと、自分のことが分かってきて、そうそう失敗しなくなってきています。

それがこの調子で60歳になったらどうなるんだろうと思うと、

ほんと歳を取るって面白い。

 

心を制限するメンタルブロックをバシバシ外し、所属する意識世界を選び、影響を受ける情報を選び、接する人を選び、業界を選び、それらをコラージュのように自分好みに編集することで、時間や年齢の社会的合意を無効にしていく。

パラレルに存在する異なる世界を自由に行き来しながら価値を生み出していく。

そういうことが簡単にできる時代になりました。

 

僕らは本当に刺激的な時代を生きていますね。

ワクワクします。

27歳の青年のようにそう思います。