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集合意識と個体意識で仕事は変わる

子供たちが夏休みに入り、7歳と5歳の娘が朝からずっと家にいる。

僕にとって午前中の集中したPCワークは最もクリエイティブで生産性の高い時間なので、子供たちがいる中でどれくらい集中していられるかが、これからの勝負だ。

さっきまで熱心に見ていたアニメが終わって、上の娘が僕の隣で電子ピアノを弾きだした…。

妻はテレビで情報番組を見ている。下の娘は声を出して本を読んでいる。

僕は黙々とこの文章を書いている。

和室とリビングをつないだ1つの大きなスペースに家族4人がいて、別々のことをしている。

この感じってなかなかいいものだ。

人間には個人としての心の外側に、個々に結びつき、集合意識を形成するような集団の心がある。

その集団の心がつながり合い安心すると、自分の作業にも集中しやすくなる。

思えば会社もそんな場所だ。皆が集まり身を寄せ合いながら、別々の仕事をしている。

カフェで勉強や仕事をするとはかどるというのも同じことなのだろう。

一人でいるよりも、皆が何かをしている中にいてその場の集合意識につながる方が、雑多な作業は進みやすい。

僕もそれを求めて、カフェで仕事をすることがある。

そして、一方で集合意識に属していては出来ない種類の仕事もある。

心の中のビジョンを最大限に広げて言葉ですくい上げるような仕事がそれだ。

人のいる場所や、会社の中にいる時の意識では入っていけないような、深い創造の源泉が心の奥底にはあって、

そこにつながるには、一人になる必要がある。隣に人がいるだけで潜在意識はそれを察知しているので、揺れてしまう。

だから、家族全員が寝静まって完全に一人になれるのを待つ必要がある。

そして、夜である方が望ましい。

夜に完全に一人になって気持ちを整えて、必要であれば瞑想する。そうすると周りの人とつながっていた意識は開放されて、それが違う世界に向かいだす。

ビジョンが広がってアイデアが流れこむ。

そうやって出てくるアイデアや言葉は、昼間とはかなり質の違う趣を持っているものだ。

そして、時にはこのような世界のビジョンに触れることをしなければ、いくら作業を重ねても平凡な仕事になるように思う。

今からする仕事がどんな質のものかを判断し、浅い心を使う時は集合意識に属して、深い心を使う場合は1人の時間を確保する。

そうやって必要な心の深さに応じて、仕事の環境を整える。

そういうことを始めてから、創造的が仕事はよりスムーズになって来たように思う。