昨日届いたVRゴーグルOculusQuest2を1日使ってみたら、もうこれ、みんな買うべきだ!と強制したくなるレベルだったので、ここにシェアしておきます。
VRは体験のレベルが違いますね。感覚としては無料のUSJが家にやって来たような感じです。
USJの人気のアトラクションの1つに「スパイダーマン」がありますが、無料のyoutubeVRの360度動画で既に、「スパイダーマン」の体験を余裕で超えています。
例えば、シュールレアリズムの画家ダリの絵の中に入る動画があって、それを開くと、目の前のダリの絵が表れて、それが自分に近づいてきて中にすぽっと入るんです。そうするとあの独特の世界が360度、後ろも上も下も広がってるんです。
足のやたら長い象が歩いていたり、奇妙な建物の周りや中を、自分がドローンになったような視点で展開されて行きます。
それがめちゃめちゃ気持ちよくて、音楽もセンスがよくて、ほんとこれ無料? 毎日見るわ!となります。
360度動画やばいですね。
スカイダイビングの飛行機から飛び降りる動画では、最初は飛び降りても地上が徐々に近づいてくるだけで安心して見ていられたんだけど、いよいよ地面が近づいてくると、うわー!って夜中に声が出るくらい焦りました(笑)
あと、単に360度というだけではない立体の映像があって、それがまた凄い。
プラダのプロモーション動画などは、NYの街なかにモデルさんが現れて「ようこそニューヨークへ」と言って、手を取って案内してくれる。
立体だから目の前の存在感が凄い。近っ!とか、顔ちっさ!とか。
で、カフェで向かい合ってコーヒーを飲んだ後に、NYのプラダのショップに行って案内してもらえる。
これ、女性が苦手とかデートしたこと無くて不安とか、そういう人にはセラピーとして機能しそうです。実際に体験してみると最初は若干人見知りの感覚が出てきたのに、徐々に慣れていく感覚がありました。
僕も普段はモデルさんみたいなタイプの人間と関わることがないから。なんかちょっと慣れることができて嬉しい。(使い道は分からないけど…。)
あといろいろ得難い体験ができる動画が多くあります。
アメリカのパリピたちのホームパーティーとかでは、プールがある庭でみんなが騒いでる。その中に自分もいる。
リアルでは絶対に体験しないような世界に入っていって、自分の神経に経験として刻まれていく感覚があります。
これは英語の勉強をしたい人に超絶オススメします。
日本で英語の勉強をしていても、「どうせすぐには使わないしな…」と、潜在意識がいまいち乗ってこないのだけど、VRで目の前でパリピに話しかけられてると、「ちゃんと聞き取らないと!」とか「何か話さないと!」と潜在意識が本気になるのが分かります。
定期的にこの刺激を受けながら英語を勉強するとかなり習得が早いんじゃないかと思いました。
また立体だと、目の前の人の発音がリアルに分かり、ミラーニューロンでコピーしようとする自分がいることにも気づきます。英語勉強したいなと自然に思えるようになってきます。
他にもすごかったのがジャングルの中に入ってオラウータンが出てくる動画です。
本当に目の前に立体のオラウータンがいて、うぉ!っと緊張します。これは動物園で柵越しに見るよりも遥かに体験としての強度が高かったです。
そして、目の前の外人さんがオラウータンの森が伐採で失われている現実を、こちらの目をしっかり見据えて訴えてきます。
実際に伐採のシーンも立体で目の前で見てしまうと、ほんと持続可能な社会が大事だな…とか、体験レベルで思うようになります。
とにかく体験の強度が凄い。
他にも、普通にyoutubeやアマゾンプライム・ビデオを見るにしても、目の前に300インチくらいのスクリーンがあるような状態なので、大画面で見れてかつ音がやたらに良いです。
もうプロジェクターはいらないし、もう少し解像度が上がったら映画館も必要なくなるかもしれないなと感じました。
あと個人的に気に入っているのが、電源を入れたときに最初のホームとなる部屋です。
それが何種類か用意されてて自由に変更できるんだけど、どの部屋もすごくて、例えば宇宙に浮かんだ部屋とか、アフリカっぽい開放感がある家とか、富士山や日本庭園が見える和風の部屋とか、(ボキャブラリーが全然ついていかない…)
一泊200万くらいするようなありえない設計と開放感のホテルを想像してもらうと良いですね。
そこに一瞬で入って行ける感じです。
実際に広いホテルにいるような開放感を感じて身体がリラックスし始めるのだから驚きます。
実際はいるのは6畳の部屋だとしても、です(笑)
この開放感とリラックス効果がとてもありがたい。
更にもう1つ。これが僕がOculusQuest2を買おうと思った一番の理由ですが、身体を動かすゲームが豊富で運動不足の解消が飛躍的に簡単になります。
昨日はボクシングゲームを3ラウンドやったけど、息が上がって本当にやばかった。
これは勝間和代さんも言っていたことだけど、VRで運動を始めると、運動やらないとなーという状態ではなく、もう運動しすぎでやめないといけないけど、あと1ゲームだけやってからやめよう、という状態になります。
運動したいけどやりすぎなので我慢している状態。
しかも部屋ですぐに始められて、めちゃめちゃ開放感のある状態でできるので、気分転換が高速でできるのもありがたいです。
スターウォーズのライトセーバーみたいな剣で戦いながら運動になるとか、ほんと運動のみならずリフレッシュの効果もあって最高です。
ということで、昨日の夜は食後にボクシングをもう2ラウンドやって相手をKOした後、
布団に入って寝る前には、ダリの絵の中に行ったり、宇宙空間に放り出されたり、スカイダイビングで地上に着地したり、アメリカのパリピと時間を共にしたり、オラウータンに接近したり、モデルさんとニューヨークをデートしたりした後に眠りについた訳です。
その間わずか1時間半ほど。
なんて世界だよ。
このバーチャルな体験が、経験値として神経に蓄積されて行った先にどうなっていくのかわからないけど、少なくとも今は心のいろんな制限を外してくれている感覚があります。
世界を旅しまくった人が持っている独特の制限の無さってありますよね。
あれが、もちろん実際の旅ほどではありませんが、その5分の1でもベッドルームで得られたとしたら凄いことですよね。
ということでOculusQuest2、ほんとおすすめでします。
これが安い方では3万円台って、親切か!と突っ込みたくなります。
僕は容量の大きい高い方を買いましたが、いくつかのゲームをインストールしてみて容量を確認したらまだ十分空いていたので小さい方でも十分だったなと感じました。
ホームシアターの代わりとしても、家庭用USJとしても、リラクゼーションするための健康器具としても家庭用ジムとしてもゲーム機としても、はたまた体験を神経に刻む自己啓発ツールとしても、超絶おすすめします。
※ 唯一の欠点として顔が痛くなるのですが、このストラップを付けると大幅に軽減されました。
SHEAWA Oculus Quest 2用 ヘッドバンド ヘッドストラップ 重みを減少 アクセサリー (ブラック)
あと、Amazonのレビューにありましたが、百均で250グラムのリストバンドウエイト(手首に巻く重し)を買ってストラップの後頭部に付けると、前のゴーグルの重さと後頭部の重しがシーソーのようにバランスして支えられるので、顔への締め付けを限りなくゼロにできてとても楽です。おすすめします。
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