皆さん、こんにちは。
今日は最近、僕に鮮やかな驚きと感動を与えてくれているAndroid スマホについて書きたいと思います。
スマホはこれまでiPhoneしか使ったことがなくて、特に不満も無かったのだけど、新しいものを買うとなると、さすがに新しい感動も期待できずに、 つまり飽きてきて、
そういやAndroidってどんな感じなんだろう?となって、試しに買ったのが一ヶ月前。
今ではもう、
「iPhoneには戻れない…。」となっております。
そこで、今日はAndroidの何が良いのか?というのを、1点のみに絞ってお伝えしたいと思います。
この感動をAndroidユーザーに熱く語ると
「え? それ、iPhoneはできないの?」
とクールに驚かれるのですが(笑)
どちらも使ってみて分かることってあるんですね。 では、どうぞ。
とても便利だけど何故か使わないという怪
スマホには便利なアプリがたくさんありますね。
タスク管理や仕事の管理、耳や目からの情報収集、ヨガや運動のためのアプリ、アウトプットのためのツールなど、
スマホでこんなこともできるのか!と驚くような優れたアプリがたくさんあります。
しかもそれらが気前よく無料だったりします。
でも、みなさん、それって使ってます?
僕の感覚では、スマホには便利なアプリがたくさんあるけど、結局は5つくらいしか使わなくなる、というのが正直な実感でした。
僕の場合はメモ帳、SNS、株価チェック、ニュースアプリと乗換案内、あとは脳を休める時にやるサッカーゲームくらいですかね。
とても使い勝手の良いTo Doアプリとかあるんですけど、結局は使わなくなるんです。
すごいことができるだけの潜在力はあるのに、なぜかいつも結局は使わなくなる。
なぜなのでしょう? iPhoneからAndroidに変えてみて、その理由がわかりました。
まずは、これを御覧ください。
これが僕の以前のiPhone のホーム画面です。
いいアプリが入ってるんだけど、一見して情報が多すぎて、脳はこのたくさんのアイコンをひと塊の背景のように処理してしまうんですね。
脳に何も刺さってこないのです。
できることはたくさんあるのだけど、脳にとって認識できないものは無いに等しいのですね。
「そうだスマホで何かやることがあったぞ」→「画面を見てみよう」→「あれ、何だっけな?」→「あ。これだった、ToDoリストを使ってたんだった!」→「開いてみよう」
というような面倒な思考プロセスを踏んでまで、脳は新しいツールを使おうとはしてくれません。
脳は何よりも変化を嫌い、現状維持を良しとするものだからです。
でも、手にするツールが圧倒的なインパクトやスムーズさやスピード感をもって反応してくれる快感を実感すると、話は変わってきます。
脳のもう一つの顔は、快楽に抗いがたい臓器でもあるからです。
脳内のイメージ空間にする
では次の画面を御覧ください。Android の画面です。
これです。これ。 スッキリしてません?
これ、最高です。
これがAndroidを使って一番驚いたことなんですけど、 Androidはアイコンを、好きな場所に配置できるんですね。
ここで、Androidユーザーは、「ほう…。で…?」ってなるんですけど(笑)
iPhoneはアプリを入れると強制的に左上から順番に配置されるんです。
Androidは空間的に自由です!(ドヤ!)
で、これがとても地味だけど、かなり効いてくるんです。
例えば次のような配置をすることで、
「お前は本を読んで文章を書いていればいい!」
というようなメッセージを自分の無意識に、暗に伝えることができます。
またホーム画面にウィジェットを展開できるアプリも多いので、例えばTo Doリスト開いた状態でホーム画面に置くこともできます。
いいですね。この開きっぱなしな感じ。
今まではどんな優れたTo Doアプリも結局は、わざわざ開いてまで使うことは無かったのですが、この状態だと使うんですよね。
でも、このウィジットのサイズだとちょっとスペース取りすぎだな…と思って、試しにTo Doのスペースを半分のサイズにしてみたんです。
すると面白いもので、しばらくすると使わなくなるんですね。
脳が無視しだすのか、刺さってこなくなるのか、脳が機能するにはスペースが必要なのか、わからないけど、とにかく使わなくなるんです。
脳の生理って面白いですね。
人によっても脳の癖があるんでしょうけど、少なくとも僕の脳は空間が広く取られてないと無視しようとする。
であれば、自分の脳が気持ちよく認識して「使うぞ!」と意欲を持ってくれるようなホーム画面をデザインすれば良いのですね。
Androidはそれができるんです。
そうしてようやく『スマホは拡張された脳である。』ということの快感を実感できるようになったわけです。
そしてここへきて初めて、iPhone の暗黙のルールとなっている、 アプリの機能はアプリの中だけでしか発揮できない。
という制限がどれほど人間の思考や生理に合っていないか、 それによっていかに創造性を殺しているのかが分かってきたのです。(Appleごめんよ)
Android のようにホーム画面を自分の広げたい脳内イメージ空間に一致させておくと、 脳は喜んでアプリを自分の一部として使ってくれるようです。
そうすると、アプリのホーム画面によって自分をマネジメントするということまでも可能になります。
シーンによってホーム画面を使い分ける
私たちは生活の中のさまざまなシーンごとに、自分のモードを使い分けており、 また、そのモードごとに脳内のイメージ空間も異なっています。
朝の自分、仕事中の自分、休憩中の自分、家に帰って家族といるときの自分、などなど現代人に求められるキャラクターの量は多く、 それに的確に対応できる柔軟さを求められています。
そこで、そのモード、キャラクターごとにホーム画面を割り当ててみると、日々の習慣管理がとてもスムーズに行くようになるのです。 例えばこれが僕の朝のホーム画面です。
ちょっと恥ずかしいので、実際のとは変えています(笑)フィクションです。
で、他にも夜専用のホーム画面もあります。 それ以外にも情報収集モード。 リラックスモード。 などなど、
様々なモードに合わせて自由にホーム画面をデザインしています。
僕らが何かの行動を起こそうとする時、脳内のイメージ空間が整理されていることがとても大切で、
そのイメージ空間がしっかりと場を形成していると、意識が一つの方向に集約され、その結果として行動や現実へと具現化していきます。
でも、雑多な情報も多く、その場その場で求められるキャラクターの多い現代であは、その都度の優先順位を理解しておくのは脳には大きな負荷であるようで、
イメージ空間を適切に保って現実に凝結させることがとても難しいようです。
ほとんどの場合、脳は混乱していて、必要な時に必要なことを思い出せなかったり、やらなければ痛い目に遭う緊急のタスクだけを想起するようになり、
それ以外の、真に人生を向上させるようなイメージは無意識の奥底に沈んでいくこととなります。
何かをやろうと決心した気がするのだけど、何だったかな…。
まぁ、いっか…。
という風に、人生のコントロールは失われて行きます。
Androidが素晴らしいのは、アイコンの配置やウィジットを駆使することで、複数のモードに渡るイメージ空間を適切にコントロールできる点です。
1人の人間にたくさんの役割やキャラクターを求められる現代において、自分を混乱なくマネジメントするには、
それを補助してくれるだけの新しい脳が絶対的に必要です。
スマホは僕らの拡張された脳として、違和感なく生理に親和してその役割を担ってくれるのです。
時にトレーナーとして時に秘書として
朝、目を覚まして朝のページを開くと、今考えるべきこと今やるべき事がシンプルに提示され、
「そうだった、体幹トレーニングするんだった…」となり、
それに取り掛かるとアプリの声や音楽で鼓舞して、コーチのように支えてくれます。
ウィジットの付箋には今意識するべきことが書かれていて、気になることがあればGoogleアシスタントに話しかけると必要な情報を返してくれます。
昼になれば、昼のページを開くと、その時に必要なトレーナーやアシスタントや秘書が待ってくれています。
やるべきことが明確になり、後押ししてくれます。
すごいですね。
脳の負荷をずいぶん肩代わりしてくれたようで、おかげでやるべきことに意識が整いやすくなり、現実化のスピードが加速しています。
こうやって僕らは外部の脳を使うようになっていき、それがやがてはAIのような気の利く他者のような存在になっていくのでしょうね。
ワクワクしますね。
僕らは確実に未来に足を踏み込んで行っているようです。
コメントを残す