愛車

15年乗った愛車ウイッシュを車検の査定に持って行った。

14万キロも走ってるし、さすがにそろそろ買い替えても良い時期だ。

もし車検代が高額だったら買い替えを検討しようと思ってたのだけど、

見積もり見せてもらうと、今回も最低限のメンテナンスで通るという。

ほんとトヨタさん凄いわ。良い仕事してる。

下請けの会社もトヨタに部品を納品するにはネジ１つからとても厳しい基準をクリアしないといけないと聞いたことがある。

沢山の会社が一丸となって良い仕事をした、その結晶がこの車なんだろう。

年に１回くらいしか洗車しないし（これはさすがにひどいな）１０年近くは炎天下の雨ざらしの駐車場に停めてたのに、洗車すると未だにそれなりの艶をだしてくるって、一体どんな塗装技術だ。これにはほんと驚く。

以前、新しく買った自転車を炎天下に置いていたら一ヶ月ほどで色が抜けて艶がなくなったことがあった。

その時、１０年以上艶を失わない車の塗装技術の凄さを知った。

同じ車に長く乗っていると扱いに気を使うことが全くなくなってきて、それがまた楽で気に入っている。

子供が自転車をガレージに入れる時に、ボディーの横をスーッと擦って微妙に白い線が入ってたけど、特に何も思わない（笑）

自分はピカピカの車に乗る嬉しさよりも、こういう気楽さのほうがメリットと感じるようだ。

さらに良いのは、長く一緒に働いてくれていることの愛着のみならず、いまだ動いてくれていることに感謝すら沸き起こってくることだ。

まだ走れるのかー！？凄いなぁ、ありがたいなぁ、と自然にそんな気持ちになれて、

車もまたその気持に応えて、今日もご機嫌に走ってくれている。

とても気持ちの良い愛情が巡る車になってきた。

また２年、頑張ってもらおう。

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