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タオに委ねる身体の使い方

興味深い動画を見つけたのでシェア。

2010年のUAのライブの様子。

その場で観客にリクエストを聞いて、曲が決定すると早速UAが声を発し始め、曲の世界を呼び出して乗っていく、その奔放さをバックバンドが支えていく。

音楽が立ち現れてくるのに信頼して委ねている感じ。

良いですね。

どんなジャンルであれ成熟したプロフェッショナルな仕事というのは、見ていて気持ちの良いものだ。

特に彼女の体の力の抜け方はとても刺激になります。

僕はよく「人生を信頼する」とか、「流れ(タオ)に身を任せるとか」「降りてきたものをそのままに表す」ということを言いますが、ここで行われているのがまさにそれの究極です。

こういったことは体術として体で表せられないと単なる知識、情報に過ぎない。そして体現するには、体の力が徹底的に抜けていることが大切なんですね。

その例としてこの動画はとても貴重です。

稀有な在り方を見せてくれています。

僕のセッションでチェアワークやファミリーコンステレーションの代理人などを体験した方は、同じ要領でこのUAの中に入ってみてください。

彼女の神経系のパターンをコピーして活用することができると思います。

思考をほとんど使っていなくて、その場に現れている流れに身を委ねている感じ。とても気持ち良い在り方ですね。

こういう意識的なワークをしなくとも、常日頃から私達のミラーニューロンは周囲の人と神経の働きをコピーし合っています。

影響を受け合ってスタンダードを作っています。

大阪と東京で仕事をしていると、同じ日本なのにこの2つの都市ではコピーされる神経の働きが違うことが分かります。

東京は頭に重心があり、理知的でスマートです。大阪は内臓に重心があり情緒的で感情優位です。

私達は周りにいる人たちとお互いがお互いに合わせ鏡のようになって神経の働きをコピーし合いながら、全体として支え合い、その神経や身体の使い方を当たり前のものとし、それを「自分」とします。

海外に行ったり違う都市に行くと、また違った神経の使い方がコピーされて、それによって今まで自分にかかっていた魔法が解けたような、不思議な感覚に陥ります。それとともに本来の自分の片鱗を感じ取ることができます。

でもなぜかUAはこの日本にいて日本に育ちながら、インドくらいに行かないと出会えないレベルで緩んだ特異な身体意識でいてくれます。

ここで彼女がやっているのと同じくらいに、人生を信頼して委ねられたら良いですね。

彼女が以前、テレビのインタビューで、歌っている時に背骨に何が熱いものが登ってきて、「あわわわわ」となって自分を保っているのが精一杯だった、というような体験を語っていて、

それクンダリーニ上昇やん…と思ったのですが、

どうやら、これくらいに脱力して思考を手放し、タオに身を任せていたら、私達の神経システムに隠された神秘は開くようです。

残念ながら今現在の私達は神経システムを全く逆の使い方をしていますね。

情報を多量にインプットして分析したり、戦略的に動いて効果が出なければ修正を加えて、そうやってPDCAを高速で回すんだよ、などと言っている。

まあ、仕方がないのですが、

でも、それと全く逆の方向の進化というものがあり、思考で緻密に設計することとは別の現実創造のやり方があるんだよと、UAの身体と神経は教えてくれているのですね。

観客もみな緩んでいて、とても幸せそうだ。

 

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