最近、気が付いたらかなりの量の有料の情報サービスに加入していた。
日経ビジネスオンデマンド、
NHKオンデマンド、
ニュースピックス有料会員
雑誌読み放題のdマガジン、
仕事関係のNETカレッジ、
YouTube premium、
有料メルマガ、
アマゾンオーディブル、
アマゾンプライムビデオ、
アマゾンプライムミュージック、
Kindle Unlimited
それぞれが毎日新たな情報を追加してくるわけだから、たまらない。
だいたい2〜3倍速で処理しているが、それでも全く追いつかない。
それに加えてテレビのドキュメンタリー番組が自動録画でHDにストックされて行き、ポストには毎朝紙の新聞が届けられ、株価のチャートは毎日意味深な動きをする。
凄いな。
クオリティの高い情報が安価で手に入るありがたい時代だと言えばそうだけど、
正直、しんどい以外の感想が何も出てこない…(笑)
まだインターネットも無かった時代。
リアルワールドしか存在していなかった時代。
その頃って日々いったい何を考えて生きてたんだろうな?
高校生の頃、暇だな〜って言って、友達と公園で焚き火してたな(笑)なんて時代だよ…。
先日、夕方にドラマ「東京ラブストーリー」の再放送をやっていて見てみると、展開される物語は全く頭に入ってこないのだけど、
パソコンの無いオフィスで紙と電話で仕事していたり、固定電話で神妙な顔してなにか大切な気持ちを伝え合っていたり、
タバコを吸うことが男のセクシーさを表現していたり、
携帯電話が無いから平気で3時間位待ちぼうけくらって、良い感じに雨に濡れたり(笑)
そういうのがとにかく興味深くて、妙な感動を覚えました。
そうだったそうだった。僕らはもっと目の前の身体表現に重きを置いて生きていたなって、その頃の感覚が思い出されて、
それと共に、なるほど人は恋愛しなくなるよな…と、今の時代の異質さが浮き彫りにされた気もしました。
今の時代は情報過多を超えて情報爆発と言うそうです。
もう人間のキャパ的には限界ですね。
自分なりに節制して情報ソースを断捨離しながら、身体性に回帰して行こうと思いました。
「もしインターネットやコンピュータの世界が全く無かったとしたら?」
たまにそういう問いを投げかけて、意識を100%のリアルワールドに戻して来ようとしているんです。
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