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影を追い出すと邪悪になる

芸人さんたちの闇営業問題が、思った以上に影響が拡大していますね。
人気のTV番組『アメトーーク』も存続が危ぶまれているのだとか。

まずは「闇営業」という言葉の印象がブラック過ぎて今回の騒動の印象をよりダークなものにしてしまっていますよね。「直営業」で良い。

会社が暮らしを保証してくれないのであれば、自力で営業先を模索するのはフリーランサーとしては当たり前の話で、

先輩芸人に声かけてもらって喜んで行ったら、それが反社会的勢力のパーティーだったとして、それをどうしろと言うのでしょう。

今回のことに関して、僕は芸人を批判する気にならないですね。

ニュース記事のコメントを読んでいると、みんなそんなにホワイトな世界に正しく生きたっけ?と、ちょっと皮肉も込めて思います。

そんなこと言ったって、みんなの飲んでるタピオカミルクティも、暴力団に資金提供してることになってますよ、って(笑)

>>タピオカがヤクザの資金源に 「こんなに楽な商売はない」

まあ、確かに「お金を受け取っていない」という嘘はマズかったし、やっちまったな…とは思いますけどね。でも守りたいものがいっぱいあって保身に走ってしまう気持ちも分からないでもない。

芸人たちの姿を見てると、あそこにいるのはありえたかもしれない自分の姿だなと思います。

ああいうお気軽なノリで動いたり、自分の身を守りたい弱い自分いるもんなぁと。

だから社会的なルールはルールとして尊重するとして、個人的な心情としては芸人さんに対して全く批判も嫌悪感も出てこないんですね。

宮迫さんに見て取れるある種の「ズルさ」は、その場の空気読んで言語化してコントロールできる彼の芸人としての巧みさでもあり、才能の一部分ですからね。

それはよく見慣れたものだったし、みんなあの才能に随分笑わせてもらったやん…?って思うんですね。

それよりも僕が気持ち悪いと思うのは、反社会的勢力の意図通りに記事を掲載したマスコミは半社会勢力に力を貸してしまってはいないか?ということです。

一部で言われているように、半社会勢力が売り込んだネタを買ったとすれば、それはお金という力を与えていることになるし、

例え買ったという事実は無かったとしても、

このタレコミを記事にすることで反社会的勢力の意図通り、「俺たちの言うことを聞かないとこういうことになるぞ」と見せしめにすることに、マスコミは協力してしまっているではないか?と。

反社会的な仕事を手伝ってどうする、と。そこには強烈な違和感があります。

カラテカの入江氏も自分の経営するエージェント会社が大きくなってきたことで、闇組織と縁を切ろうと素っ気なくし始めたことで怒りを買い、今回のリークにあったということだそうです。

であれば、マスコミは反社会的勢力に「見せしめ」というものすごい力を与えてしまってはいないか? そっちの方が遥かに罪深いと思うんですね。

こうやって テレビやネットで連日報道され、TV番組の編成にまで影響するだけの力を反社会的勢力に与えてしまっているわけですから。

この騒ぎで、過去に直営業をした芸能人や有名人は「あの団体は大丈夫だったのか?」と今頃戦々恐々としているはずです。

逆に言うと、反社会的勢力はこれまでに関わった全ての有名人に対して、ゆすりに使える強烈なカードを手に入れたことになります。

今回の芸人たちへの社会的制裁が大きけければ大きいほど、反社会的勢力の持つカードの威力は大きくなり、

結果的に闇に力を提供してしまっているということになぜ気づかないのか。

社会をクリーンにし、光を強くすればするほど闇の力は強くなります。

表社会のルールが厳しく許しが無く、何かあった時のペナルティが大きければ大きいほど、裏社会の人間は表の人間を少しそそのかして弱みを握るだけで恐怖を与え、コントロールして引きずり込むことができるようになります。

今回のことで、逆に闇と手を切れなくなる人が多くなるのではないでしょうか。

クリーンさを強要される社会ほど怖いものはありません。

そもそも今回の出来事をことさらに大きくしたネット社会の批判的な空気自体が、「コンプライアンス」なんて言葉で日頃から過剰にクリーンな振る舞いを強要された人たちがしたためてきた怨念の発露ではないか。

クリーンさを志向して影を追い出そうとする努力がどれだけ社会に邪悪なものを生み出し拡大し続けているのか、いま一度真剣に省みた方が良いかも知れません。

クリーンにしか生きたことのない親達が抑え込んだ影は、子供達を通じて現れることになり、

その影も受け入れられない親は子供に現れた影を追い出そうと躍起になり攻撃し、そうやって家庭が壊れていく。

このテーマはいろんな次元で起こっていることです。

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